土地を購入して注文住宅を建てる場合はローン分割実行も検討しよう

土地を購入して注文住宅を建てる場合は、まず最初に土地の代金が必要になります。
しかし住宅ローンはあくまで建物とそれに付随する土地に対する融資であり、土地を買う時点では建物が存在しないので住宅ローン融資を受けることができません。

よって通常は一時的に土地代金を払うための「つなぎ融資」を利用しますが、つなぎ融資には手数料や保険料、利息が別途かかります。

ローン分割実行とは

つなぎ融資に代わり、建物が未完成でも土地のみに抵当権を設定して住宅ローンの融資を受けられる場合があり、これをローン分割実行といいます。

つなぎ融資と比較した場合のローン分割実行の有利な点

◇土地購入から建物完成まで2回~4回(通常2回)に分けて必要なタイミングで融資してもらえます
◇契約は住宅ローンの一部となるので金利は住宅ローンの低い金利が適用されます
※つなぎ融資の場合は2.5%~3.5%くらいの利息がかかります

つなぎ融資と比較した場合のローン分割実行の不利な点

◇通常よりも融資の審査が厳しくなります
◇土地に対して抵当権を設定する必要があり住宅購入時の優遇税率は受けられません
◇先に融資を受けた分は建物の完成前に返済も始まります
※つなぎ融資の場合は元金を住宅ローンで借りるお金で一括返済できるので建物完成前に返済する必要はありません

ローン分割実行の検討について

新居に入居するまでの間に返済が始まってしまうので手持ち資金に余裕がある人でないと実際に利用するのは厳しいかもしれませんが、長い目でみると住宅ローンと同じ低金利で融資を受けられるのは大きな魅力です。

ローン分割実行をしているのは基本的に大手銀行のみで審査も厳しいですが、審査は無料で受けられるので手持ち資金に余裕がある人は審査を出してみるのもいいかと思います。

審査で承認が出たとしても最終的に利用しないこともできるので。

ローン分割実行の承認が下りたら、建物完成前に始まるローン返済による家計への負担と、つなぎ融資でかかる諸費用を天秤にかけて自分に合ったほうを選択しましょう。

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