基準金利と優遇金利について

2019年5月21日

住宅ローンには、同じ取扱い機関の同ーの金利タイプなら誰もが同じ適用金利で利用できるものと、同じ金利タイプなのに借りる人によって適用金利が異なる商品の2つがあります。民間住宅口一ンは後者に属し、金利は基準金利と優遇金利の二つに大別されます。

優遇金利の概要とポイント

以前はどの金融機関も、貸し出す際のベースとなる金利「基準金利」(=店頭表示金利)で貸出しを行っていました。
しかし現在では基準金利はそのまま維持しつつも、競争激化に対応するために実際に貸し出す際の金利を引き下げて対応するようになっており、これを「優遇金利」と呼びます。

優遇金利の適用条件と優遇度合い

ひと口に優遇金利といってもいくつかの段階が設けられているのが一般的で、金利優遇のシステムは金融機関ごとに異なります。

タイプ 特徴 金融機関例
最優遇金利型 審査に通れば、最優遇金利が適用される
※自己資金の割合等で若干高くなるところも
一部の地方銀行、ネッ卜銀行など
ポイント型 ベースとなる金利優遇に対し、設定された項目を満たした場合に付与されるポイントを加算して最終的な優遇幅が決まる 地方銀行、信用金庫、ろうきんやJA(農協)の一部など
総合型 自己資金の割合も含んだ借入れの内容や審査結果によって優遇幅が総合的に判断される 大手銀行、信託銀行、一部の地方銀行など

「最優遇金利型」は一般的に審査が最も厳しい反面、利用できる場合の金利があらかじめわかるので資金計画が立てやすいのがメリットです。

「ポイント型」も、どの程度の金利優遇を受けられるかは融資の申込み時点である程度わかるで資金計画に困ることはそれほどないでしょう。

「総合型」の場合、審査結果が出るまで適用される優遇金利がわからない点は不安ですが、

  • 頭金が10~20%未満
  • 「年収倍率」がかなり高い
  • 返済負担率が高い
  • 自営業者や中小企業の役員である

などのケースを除けばおおよそ最優遇金利の適用を受けることができます。

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