生産物賠償責任保険とは?

生産物賠償責任保険(PL保険)とは、企業が生産した物や行った仕事の結果によって他人にケガをさせたり、他人の物を壊したりした場合に補償される保険です。

生産物賠償責任保険の対象事例

業種 具体的な事故例
食品関連 お店で買ったサラダに石が混入していて歯が欠けた。
レストランの食事で食中毒になってしまい1週間入院した。
メーカー 電気こたつの配線から出火して火災になった。
スマートフォンのバッテリーが発火してやけどした。
建設・建築関連 2階トイレのリフォーム中に給水管の継ぎ目から漏水して天井や壁紙が台無しになった。
階段のリフォームで取り付けた手すりの強度が不十分で手すりをつかんだ時に外れて下に転落。骨折してしまった。

生産物賠償責任保険における注意点

下記に該当する場合は保険金は支払われません。

◇被害者側のミスがあまりに重大で明らかな場合は「重過失」とされ、「故意」と同じ扱いとなり保険金は支払われません。
◇ものすごく危険な物を扱ったり法律で禁止されている行為を行った場合は補償されません。具体的には下記となります。

  • 石綿(アスベスト)、石綿の代替物質(それらを含む製品)の発がん性その他の有害な特性
  • 汚染物質の排出・流出や廃棄物の不法投棄・不適正な処理等
  • 医療行為など、法令で特定の有資格者以外の者が行うことを禁じられている行為
  • 核燃料物質・核原料物質・放射性元素・放射性同位元素等による有害な特性またはその作用によって生じた損害

◇おおよその生産物賠償責任保険には自己負担金(免責金額)が設定されており、その額までは保険会社から保険金は支払われません。

生産物賠償責任保険(PL保険)の保険料の例

◇玩具製造業者(売上高10億円)の場合

対人・対物賠償共通(CSL)
支払限度額 1名につき 5,000万円
1事故につき 1億円
保険期間中 1億円
免責金額 1事故につき 1万円
保険料 約59万円

◇自動車修理工場(領収金1億円)の場合

対人・対物賠償共通(CSL)
支払限度額 1名につき 1億円
1事故につき 1億円
保険期間中 1億円
免責金額 なし
保険料 約28万円

※出典:東京海上日動 生産物賠償責任保険

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