損害保険の見直しポイント

2018年6月23日

損害保険には大きく分けて補償タイプと積立てタイプがあり、損害保険の保険の種別によっておおよその保険期間も異なります。

保険種別 保険期間
自動車保険 1年契約。5年や7年で契約できる保険会社もある
火災保険 1年契約。積立てタイプは3年や5年など。最長10年の長期契約も可能。
傷害保険 1年契約。積立てタイプは3年や5年など。
賠償責任保険 1年契約で(特約で加入する主契約と同じ)

損害保険の見直しは保険更新時に

生命保険や自動車保険などの損害保険はいったん加入すればそれで安心というわけではなく、ライフスタイルの変化や家族構成、生活環境の変化によって必要となる補償内容も変わってきます。

例えば家族限定30歳以上で加入していた自動車保険が、子供が成人して運転免許を取得して家族の車を運転するようになれば、保険料は若干高くなりますが30歳以上の条件を撤廃する必要があるでしょう。

主な損害保険の見直しチェックポイント
保険種別 チェックポイント
自動車保険 ・対人対物賠償は無制限か
・人身傷害補償、搭乗者傷害補償のバランス
・車両保険の保険金額と種類や免責金額の設定
・付帯している特約の必要性
・車の利用状況に応じた年齢制限や限定条件
火災保険 ・評価額の過不足がないか
・付帯されている特約の必要性
傷害保険 ・現在の生活状況における必要性
・重複加入していないか
賠償責任保険 ・重複加入していないか(家族内で1契約か)
・補償額の合計金額(1億円以上をおすすめ)

基本的な目的が異なっていても補償内容がかぶっているケースがあります。

生命保険は基本的に長期契約なので煩雑に見直す必要はありませんが、損害保険は積立てタイプや長期契約を除いてほとんどが1年契約です。

よって、1年契約更新前の決まった時期(1か月前等)に全保険契約の契約内容を見直すイベントを設定しておくといいでしょう。

自分に合った保険の見直し方

生命保険、損害保険のいずれも基本となる主契約と必要に応じてオプションで付けることができる特約で構成されています。

最初に基本契約内容をチェック

自動車保険、火災保険、傷害保険にはいずれにも基本契約(主契約)があり、保険会社によってその補償範囲が異なります。

保険商品によっては「主契約」でほぼ全てをカバーするのではなく、「必要なものを必要なだけ」選べる保険もあるので、まずは加入している全損害保険の基本契約内容を洗い出し、不必要なものはないか、複数の加入保険で重複している内容はないか、チェックしてみましょう。

主な損害保険の基本契約
保険種別 チェックポイント
自動車保険 ・対人対物賠償は基本契約に含まれるが、人身傷害補償、搭乗者傷害補償は保険会社によって異なる
・車の利用状況に応じた年齢制限や限定条件
火災保険 【従来型の基本契約に含まれる内容】
「火災、落雷、破裂・爆発」「風災、ひょう災、雪災」「水災」「盗難」「水漏れ」「衝突・騒じょう」「破損・汚損」
【選択型商品の基本契約に含まれるおおよその内容】
「火災、落雷、破裂・爆発」「風災、ひょう災、雪災」
傷害保険 ケガによる死亡・後遺障害、入院、通院が基本契約だが、介護補償や被害者事故補償が基本補償に含まれる保険会社もある

次に特約をチェック

基本契約(主契約)で補えない補償をカバーするための特約ですが、

◇今の自分に本当に必要か
◇他の保険と重複していないか

の2点をチェックしましょう。

チェックしておきたい主な特約
特約 内容 チェックポイント
個人賠償責任補償特約 日常生活で他人に損害を与えた場合の賠償責任を補償。
預かり物は対象外で、国内のみで補償されるタイプと国内外で補償されるタイプがあります。
主に自動車保険、火災保険、傷害保険で特約として加入できます。
家族全員が補償対象なので契約は1つで十分。
海外旅行保険やゴルファー保険などの賠償責任保険とも同じ内容で、第3者への補償としてはこの特約1つでほぼ全てをカバーすることができます。
受託物賠償責任補償特約 預かり物(レンタル用品含む)が壊れたり盗まれたりした場合、持ち主への賠償責任を補償。 個人賠償責任保険で対象外となっている借り物や預かり物をこの特約でカバーします。
個人賠償責任保険と同じく、家族全員が補償対象なので契約は1つで十分です。
携行品損害補償特約 外に持ち出した持ち物が壊れたり盗まれたりした場合の損害を補償。 主に火災保険や傷害保険に付ける特約で、
海外旅行保険やゴルファー保険などの携行品損害補償や用品損害補償と同じものです。
弁護士費用特約 事故の被害にあった場合に、加害者に対しての損害賠償請求を弁護士に依頼する場合の弁護士費用を補償。 主に自動車保険、火災保険、傷害保険に付けて加入することができ、家族全員が補償対象なので契約は1つで十分です。

自分に合った保険の選び方

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