慰謝料の種別について

2018年6月4日

慰謝料とは精神的な苦痛に対する賠償です。被害者の死亡、後遺障害、ケガによる入・通院に認められます。

事故分類別の慰謝料

同じような事故であっても精神的な苦痛の度合いは人によって異なり、第三者が客観的に判断するのは非常に困難なため、慰謝料には一定の基準が設けられて定額化されています。

◇死亡慰謝料
死亡した本人とその遺族に対して支払われます。請求権利があるのは、死亡した本人の父母(養父母も対象)、配偶者、子(養子、認知した子、胎児も対象)となります。
死亡した本人の一家内の立場により定額化されています。

◇後遺障害慰謝料
後遺障害等級に応じてある程度定額化されています。

◇障害慰謝料
入院や通院の期間、ケガの状態により定額化されています。

なお、入院や通院して治療を施しても後遺障害が残った場合、障害慰謝料と後遺障害慰謝料を、ケガをして入院し、後に死亡した場合は障害慰謝料に加えて死亡慰謝料を請求することができます。

慰謝料が増額されるケース

加害者の過失の大きさや事故後の態度の悪さが精神的な苦痛を増大させたと判断できる場合は慰謝料が増額される場合があります。

◇加害者側の過失の大きさ
飲酒運転、居眠り運転、信号無視、携帯しながらの運転、わき見運転、スピード違反など

◇他の損害項目に入らないものを慰謝料でまかなおうとする場合
逸失利益として算定しずらい項目を慰謝料でカバーする場合

◇事故後の態度の悪さ
不誠実な態度、不自然・不合理な供述、自分に都合の良いうそ、証拠隠滅、救護義務違反、ひき逃げ、責任転嫁など

◇被害者に特別な事情がある場合
妊婦が胎児を流産など
損害賠償額の算定基準について

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