一般道での安全運転のコツ

2019年6月9日

車を安全に運転するには、経験とコツのようなものがあります。

永年運転していて運転経験が豊富な人でも事故に遭遇してしまうこともありますし、ただやみくもに慎重な運転をしていても相手から突っこまれてしまうこともあります。

突っ込まれるのは避けようがない、って考える方もいるかもしれませんが、適切な状況判断と対応を常日頃から心がけておくことで、少しでも事故の可能性を減らせます。

実経験に勝るものはありませんが、この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

一般道を走行するときの注意点

街中や幹線道路などで交通量が多い場合

基本的に交通の流れに乗ることと、周りの状況をできるだけ把握することが重要です。夜間の幹線道路やバイパスは制限速度以上の結構な速度で車が流れていますが、むやみに速度を落とすとかえって危険です。速度違反を推奨するつもりは全くありませんが、法定速度あたりの速さで追従できる車を探すこと、それが難しく交通の流れに乗る自信がない場合は、遠回りでももっと交通量の少ない一般道を選択することをお勧めします。

車線変更

速度を若干落とし、変更したい車線で自分の斜め前を走っている車の後ろに自分の車をつけるイメージです。

変更する車線が空いているからといって、ウィンカーを出してすぐに車線変更をするのはよくありません。自分の斜め後方は死角となっていて、変更側の車線を同じく空いているからという理由で、自分の後ろから加速してくる車があります。

一番多いのはその車が自分の死角に入っていて気付かず、車線変更の出会い頭に衝突してしまうことです。

車線変更の手順ですが、車線変更の動作をする前、まっすぐ走っている状態でウィンカーを出し、周りの車に意思表示しながらバックミラーとサイドミラーでバイクなどが並走していないか、周りの状況を確認し、自分の斜め後ろから来る車を確認し、斜め後ろを直接目視しながら、斜め前の車の後ろに向けて徐々に車を寄せてください。

こうすれば斜め後ろの車が譲ってくれることがほとんどですし、仮に斜め後ろの車が車間を詰めてきたら無理をしないで車線変更はやり過ごし、その詰めてきた車の後ろにつけるようにしてください。

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交差点への進入と離脱

交差点のできるだけ早く手前で車線変更しましょう。
交差点で右折するならば右側車線に、左折するならば左側車線に。

交差点の手前は渋滞している場合が多いので、交差点の手前で車線変更しようとすると事故を誘発します。交差点手前の黄色い車線部分は車線変更禁止なのは当然ですが、黄色車線の手前でも曲がりたい側の車線が混んでいて車線変更が困難もしくは自信がない場合は、直進して迂回ルートを選択するほうが賢明です。

右折する場合

交差点の真ん中まで車を進め、対向車がなくなるか、右折しても十分安全な間隔が取れるまで待機します。対向車に問題がなくて右折を開始しても、右側から横断してくる人がいないか、特に右後方からの斜め横断には気をつけてください。

以下留意点です。

◇対向車の影になって並走しているバイクがいないか注意。対向車が特に見通しの悪いトラックの場合は完全に通りすぎるまで待つ。

◇右折を開始してもすぐには加速せず、横断者がいないか辺りを目視しながら交差点を通過する。特に右後方。

◇反対車線で同じく右折待ちしている車が大型車の場合、自分から対向車が確認できない場合があります。その場合は無理に車を前に出さず、反対車線の大型車が右折完了するのを待ちましょう。車を前に出してしまうと、対向車と接触する可能性があります。

左折する場合

一番の注意点は左折巻き込み。特に注意したいのが並行して走っている自転車やバイク。交差点手前では巻き込まないように左側道との間隔を狭めて交差点に進入するのがセオリーですが、既に並走してしまっている場合は交差点直前で一旦停止してやりすごし、左折時に左後方を目視して安全を確認してから左折を開始してください。

左後方の目視が困難な大型車の場合も基本は同じで、サイドミラーで左後方を確認しながら交差点に進入し、左後方に併走車がいる場合は左折前に一旦停止し、安全を確認してから左折を開始しましょう。

以下留意点です。

◇左折時は横断者がいないか交差点内を目視しながら徐行する。特に左後方。

◇左折優先ではあるが、反対車線の右折車が強引に進入してくることがあります。やりすごして先に行かせることをおすすめします。

◇交差点内の歩行者信号が赤になっても油断しないように。左折が完全に完了するまでは交差点内の目視を続けましょう。

全ての交通事故のうち、おおよそ4割ほどは交差点内で起きていて道路形状別では一番多く、この傾向はずっと変わっていません。

まずは無理をしないことを心がけましょう。

目的地近辺で迷った場合

最近はカーナビが標準装備されてきて利用する人も多いと思いますが、目的地をピンポイントで指示する場合は少なく、周辺まで到着したら案内が終わるか、目的地が目立つ建物でも駐車場への入り口がわからない、駐車場の入り口がわかっても右折進入禁止だった、なんて経験をされた人は少なからずいると思います。

そんな場合はとにかくむやみな車線変更を避け、車を安全に停車できる場所まで移動して周辺の地理を確認しましょう。

郊外などで交通量が少ない場合

まずはスピードの出しすぎに注意しましょう。知らない土地であれば、見通しの悪い側道から突然車が出てきたら避けきれないものです。

特に夜間は照明が十分でない場合が多いので、控えめな速度で走ることをおすすめします。

暗い夜道を走る場合のワンポイント

◇ハイビームを積極的に活用しましょう。周りに車がいない限り、見通しの悪い場所や先が見えない場所では速やかにハイビームにして周りの状況をいち早く確認することをおすすめします。
2015年で、歩行者が夜間に道路を横断中に車にはねられ死亡した事故の96%が、事故を起こした車のライトがロービームだったことが警察庁より発表されています。

ハービームだと照射距離がおおよそ100mありますが、ロービームだと半分以下の40mほど先しか照らされないのです。

◇対向車が来たり人が歩いている場合は、速やかにハイビームをやめて通常(ロービーム)に戻しましょう。

道路交通法改正によりハイビームの使用が義務化

平成28年10月28日に道路交通法の一部(夜間の灯火の方法関係)が告示され、平成29年3月12日に施行されました。

この改正を一言で要約すると、

夜間の通常走行時は“ハイビーム”で走りなさい

ということを意味しています。

交通の方法に関する教則 (一部抜粋)
第6章 危険な場所などでの運転
前照灯は、交通量の多い市街地などを通行しているときを除き、上向きにして、歩行者などを少しでも早く発見するようにしましょう。ただし、対向車と行き違うときや、ほかの車の直後を通行しているときは、前照灯を減光するか、下向きに切り替えなければなりません。
交通量の多い市街地などでは、前照灯を下向きに切り替えて運転しましょう。また、対向車のライトがまぶしいときは、視点をやや左前方に移して、目がくらまないようにしましょう。

第7章 高速道路での走行
夜間は、対向車と行き違うときやほかの車の直後を通行しているときを除き、前照灯を上向きにして、落下物や交通事故などにより停止した車を少しでも早く発見するようにしましょう。

【ハイビームの使い方】
右の方向指示器レバーを使います。

◇手前に引くと引いてる間だけハイビームになって手を離すと自動的に元に戻ります。

◇奥に倒すとハイビーム状態が継続され、手前に戻さない限りハイビームのままです。

◇車種にもよりますが、ハイビーム状態だと通常はインパネ(運転者が確認する速度計などがあるパネルのこと)内に青いランプが点灯します。

夜間は混雑している場合を除いてハイビームで走行しましょう。

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