交通事故現場でしてはいけないこと

2017年10月24日

交通事故現場での必要措置 で記載した「道路交通法第72条第1項の4つの措置」を講じないのはもちろんだめですが、ここではそれ以外にもしてはいけないことを説明します。

絶対禁止!
◇証拠隠滅
◇運転者の偽装などうその供述
◇事故現場での示談

事故現場で証拠となるものを隠してはいけない

事故現場で証拠となりうるもの(車両の破片等)を持ち去ったり隠したりしてはいけません。
二次災害予防措置のための移動は問題ありませんが、事故現場を警察に引き渡すまでは保全に務める必要があります。

運転者を偽ったりうその供述をしてはいけない

運転者の免許の点数がない、などの理由で例えば同乗者が運転者だと名乗った場合、運転者偽装が判明すれば、状況によって刑事罰における罰金刑ではなく懲役刑に問われる可能性もあります。

事故現場で示談交渉をしてはいけない

事故が起きたばかりの段階では相手との過失割合は不明です。

なのに、その場で示談を成立させてしまうと、後に事故の過失割合があなたに有利だと判明しても示談をやり直すことが大変困難になります。

また、事故現場で成立させた示談の損害賠償額を保険会社が認めずに支払わないことも十分考えられます。

過失を認める言動やメモを残してはいけない

示談とまではいかなくても、事故の責任を認めるような内容の言動やメモを残してはいけませんし、たとえ相手にメモや念書のなどの文書を求められたとしても絶対に応じてはいけません。

現場での示談交渉と同じく、後に事故の過失割合があなたに有利だと判明した場合でもメモや念書があなたが責任を認めた証拠となってしまうからです。

怪我の程度が確定するまで示談は避ける

事故現場では大したことないと思っていても、病院で診察をしてみたら重症だった場合もあるし、時間が経ってから症状が悪化することも考えられます。

損害賠償額の算定は 症状固定 が基本となるため、怪我の程度が確定するまでは示談は避けましょう。

示談交渉の流れと注意点

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