安全運転のために心がけておくこと

2016年11月14日

車を運転する以上誰でも無事故無違反を目指したいものですが、万が一交通事故が起きてしまえば、時に人の命を奪ってしまうかもしれません。事故を起こさないためにはどんな点に気をつければ良いのか。

車のメンテナンスももちろん大事ですが、ドライバーの心構えや運転ついても留意しておきましょう。
メンテナンスの詳細については メンテナンス辞典 をご参照ください。

安全運転のための心構えと運転中に気にかけておきたいこと

体調は万全にしておきましょう

交通事故の主な原因は「思い込み」「ぼんやり」「よそ見・脇見」などの判断遅れによるものがほとんどと言われ、技術不足ではなくドライバーの心構えの悪さからくることが多いと考えられています。
睡眠不足や空腹など、特にイライラしている時や時間がなくて焦っている時は運転が荒くなり、事故を起こしやすいものです。

常に冷静かつ慎重に運転ができるように、十分な睡眠と食事、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。

運転姿勢と運転のクセを見直しましょう

正しい運転姿勢でないと、長距離運転で疲れるばかりかいざという時にとっさの操作ができません。
また複数で一台の車を共有している場合、バックミラーやサイドミラーの位置がずれている場合があります。各ミラーの位置は運転前に必ず合わせておきましょう。

それと知らず知らずのうちに事故を誘発するような運転をしている場合があります。
状況によっては事故につながる可能性もあるので、今一度自分の運転を見直してみましょう。

正しい運転姿勢 CHECK POINT!
driverstyle

運転席が背中全体に密着した状態で、ハンドルをどのように回しても両肘が曲がっていることが基本です。

この状態でアクセルやブレーキもひざが曲がったまま踏み込めるのが基本ですが、ハンドルに接触するぐらい近づかないと足が届かない、もしくは、ハンドルに手が届かないくらい離れないとひざがダッシュボードの下などにあたってしまう場合は、あなたの体格と運転席のサイズが合っていません。

車種によってはハンドルを上下および前後(チルト&テレスコピック)に調整できるので、シート調整と合わせて最適な位置を決めてください。

なお、ハンドル調整しても運転姿勢がしっくりこない場合は、無理をせず他の車種の検討も視野にいれましょう。

それとシートベルトは首にかからない&腰骨の下を通るように調整してください。
シートベルトがお腹の上にあると、事故などの急激な衝撃の際にベルトがお腹を圧迫し、内臓を損傷する可能性があります。
小学校高学年くらいでベルト調整が難しい場合は、ジュニアシートを買って高さ調整をしてください。

気をつけたい運転のクセ CHECK POINT!
◇左折の時に一度車を右に振っていませんか?
◇内掛けハンドルで曲がっていませんか?
◇道路の真ん中を走っていますか?
◇ウィンカーを出すのが遅れていませんか?
◇やたらと車線変更していませんか?

左折の時は車を右に振らない

特に狭い道に左折する時に見られますが、右側を並走していたバイクに接触したり、左側の空間を空けることによって左折巻き込みの可能性も増えます。

狭い道に進入したり曲がりたい時、少しでもアクセルを踏みながら曲がると、車は気づかない程度に外側にふくらんで曲がるにくくなるものなので、歩くほどにスピードを落としてしっかりとハンドルを切れば思ったよりも車を曲げることができます。

一度切り返しても構わないつもりで、ゆっくりと曲がることを心がけましょう。

内掛けハンドルをしない

ハンドルを上から持つのではなく、ハンドルの内側から手のひらを上にしてハンドルを持って操作することを内掛けハンドルといいます。結論から言うと、

内掛けハンドルは絶対に止めましょう

例えば飛び出しなどがあって急にハンドルを戻したり別の方向に向けなければいけないとき、内掛けハンドルだと間違いなくとっさのハンドル操作ができません。

また内掛けハンドルのまま万が一エアバッグが作動した場合、腕が損傷したりエアバッグ本来の機能が果たせないことが考えられます。

そしてハンドルは10時10分の方向でハンドルの上から持つことが基本とされてきましたが、全米自動車協会(AAA)の調査報告によると、10時10分の持ち方ではエアバッグ作動時に腕に重大な損傷を受ける可能性が指摘されています。

10時10分のハンドルの持ち方 ※非推奨

Steering

今の車はパワーステアリングが標準のため、ハンドルを切るときに10時10分の持ち方でなくとも十分にハンドルを回すことができます。

エアバッグ作動時の影響や長時間運転時の疲労度を考慮すると、9時45分もしくは8時20分の位置で持つことをおすすめします。

9時45分のハンドルの持ち方 ※推奨

hold-a-steering945

8時20分のハンドルの持ち方 ※推奨

hold-a-steering820

車線の真ん中を走りましょう

当たり前じゃ笑 と思われるかしれませんが、案外とそうでない人を見かけることがあります。
センターライン寄りだったり、歩道寄りだったり、はたまた少しふらつきながら走ったり。

私の友人の話ですが、長年1100CCの大型バイクに乗っていて、彼女ができてどうしても車の免許が必要になった。できるだけ早く免許を取る必要があるから、教習所の練習コースに付き合ってくれ、と頼まれたことがありました。

会社の近くに自動車教習所があって、平日夜間とかに練習用として一定時間コースを貸出してくれるんですね。一定基準を満たした免許取得者が隣に乗るのが条件なのですが、たしか1時間で3000円くらいだった記憶があります。

友人は大型バイクを転がすくらいなのでクラッチ操作とかは全く問題なかったのですが、車線の真ん中を走れなかったのです。
具体的には、運転席あたりが車線の真ん中を走っている感じ。
車が歩道寄りを常に走っていて、助手席の私はすごい圧迫感でした。

後で友人に話を聞いたところ、バイクの感覚で走るからまだ車の車幅感覚がつかめない、とのことだったのです。

閑話休題。

車線の真ん中を走らないと、追い越しをかけているバイクとの接触等、事故の可能性が増すことが考えられます。
気になる人は、前に車がいないときに車線の真ん中を意識して走りましょう。

ウィンカーは早めに出しましょう

ウィンカーを出すことの目的は、周囲に自分の行動を事前に知らせることにあります。
言い換えると、早めにウィンカーを出すことで周囲の人もあなたの行動に対して事前に対処しておくことができるのです。

・左折であればあなたの左後方を走っていたバイクは一旦スピードを緩めたり
・交差点じゃない場所の右折であればあなた後ろの車は車線変更したり

することができます。ウィンカーを出すタイミングは

・曲がる場所の30m手前
・車線変更の3秒手前

と習ったと思いますが、現実には30mの距離や3秒の秒数を図りながら運転するわけではありません。
ウィンカーを出すタイミングは何か別の基準を持って併用すればいいのですが、例えば交差点だと、少なくとも右左折のレーンが分岐する手前や車線変更禁止ライン(オレンジライン)の手前数秒の間にはウィンカーを出し終えておきましょう。

いちばん良くないのが、道に迷っていたり曲がりたい交差点がわからず、直前になってウィンカーを出したり車線変更をする場合ですが、事故を誘発しかねません。

一般道を走行するときの注意点[交差点への進入と離脱]

でも記載しましたが、特に交差点は事故発生率が一番高いところです。
あまりにウィンカーを早く出しても周りを混乱させてしまう可能性がありますが、曲がる手前30m、車線変更の3秒前を意識して、ウィンカー出す適切なタイミングを取得できるように心がけましょう。

むやみな車線変更は控えましょう

むやみやたらな車線変更は、事故を誘発する可能性が高まるだけで何の利点もありません。
特に時間に追われていたり急いでいるとき、道路が混んでいるときに、出来るだけ早く進みたいという心理的要因からむやみな車線変更を行なう場合が多いと思いますが、経験上、ほとんど時間の差はありません。

渋滞でやたらと車線変更して前に行こうとしている車が、小一時間ほどたっても視界の範囲内にいる、なんてこともよくあります。

それよりも万が一事故を起こしてしまったときの時間やお金の損失を考え、特に必要ない場合は車線変更しないで交通の流れに乗ることを心がけましょう。

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