自分で行う新車購入時の手続き

2018年7月15日

新車の新規登録手続きの仕組み

自動車メーカーで製造された新型車は日本の法律に適合しているか、国土交通省管轄の検査場(運輸支局・自動車検査登録事務所)で検査をし、検査に合格したら書類申請(新規登録)をして初めて自動車検査証とナンバープレートが交付されるのですが、1台ずつこのような検査を行うのは実情に合わないので、車種ごとにメーカーが事前に型式登録を行うことによってメーカーは「完成検査終了証」を発行することができます。

新車の登録を行う場合は、この「完成検査終了証」をその他必要書類と一緒に申請することで、自動車本体を運輸支局・自動車検査登録事務所に持ち込んで一台一台検査をしなくても新規登録ができる仕組みになっています。

輸入車も同様に、輸入業者が事前に型式指定を受けておけば輸入業者が発行する「完成検査終了証」で新規登録を行うことができます。

使用者と所有者について

例えば新車をローンで購入した場合、ローンの支払いが終わるまでは

所有者・・・クレジット会社や購入した販売店
使用者・・・車を購入した人

となります。このことを「所有権留保」といい、購入者(使用者)が書類上で勝手に車を売ったり住所の変更などが出来なくなります。

新規登録時にこの「所有権留保」が設定されている、つまりローンで車を購入した場合は、一括で購入した場合に加えて必要となる書類が増えるので注意が必要です。

新規登録について

新車の新規登録は自分で行うこともできますが、準備する書類の多さや煩雑さ、準備にかかる手間や時間、万が一の不備などを考えると、登録手数料を差し引いても新車を購入する販売店に任せたほうが無難です。

よっぽどのことがない限りは新規登録は購入販売店にお任せしましょう。

個人で新規登録する場合は以下記事を参考にしてください。

新規登録に必要な書類

書 類 備 考 所有者と使用者は同じ 所有者と使用者が違う
(所有権留保)
手数料納付書 陸運支局の売店などで入手し、登録手数料は自動車検査登録印紙及び自動車審査証紙、又は、自動車登録印紙を添付
申請書 OCRシート第1号又は第2号の押印欄に実印を押印する ダウンロード>>
「完成検査終了証(新車)」または「自動車通関証明書(輸入車)」 発行されてから9か月以内のもの
自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責保険) 車検の有効期限以上の期間があるもの
自動車検査表 持ち込み検査を受ける場合には必要
譲渡証明書 自動車メーカーが発行
自動車重量税納付書 車両に応じた重量税の印紙を貼付
自動車通関証明書 輸入車のみ
印鑑 所有者本人が直接申請するときは印鑑証明書の印鑑(実印)、代理人申請の場合は代理人は記名
印鑑証明書 発行後3ヶ月以内のもの
委任状 代理人申請の場合は実印の押印が必要だが、本人が申請する場合は不要
自動車保管場所証明書 車庫証明書:発行後1ヶ月以内のもの
所有者の印鑑 本人が申請する場合は実印、代理人が申請する場合は記名
所有者の印鑑証明書 発行後3ヶ月以内のもの
所有者の委任状 代理人による申請の場合は実印を押印、本人が申請する場合は不要
所有者が個人なら住民票または印鑑証明書で、法人なら登記簿膳本等 発行後3ヶ月以内のもの
使用者の印鑑 本人が申請する場合は認印、代理人の場合は記名
使用者の委任状 代理人による申請の場合は認印を押印、本人が申請する場合は不要
使用者の自動車保管場所証明書 車庫証明書:発行後1ヶ月以内のもの

新規登録に必要な費用

◇新規登録手数料:900円(検査登録印紙代900円分を「手数料納付書」に貼付)
◇車検の検査手数料:2,000円前後 検査手数料はこちら>>
◇ナンバープレート代金:約2,000円
◇自動車重量税 :(重量により異なる)
◇自動車税   :(税額は各都道府県事務所に確認する)
◇自動車取得税 :(税額は各都道府県事務所に確認する)
◇申請書代:約100円

新規登録の手続きをするところは?

新規登録先は「車の使用の本拠の位置」を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所になります。

「車の使用の本拠の位置」とは、車を主に使用する場所のことで、車の保管場所(駐車場)は主に使用する場所から2Km以内に確保しなければいけません。

例えば車を実家に置いていて単身赴任で別の地域におり、車は実家に帰省時のみ使用する場合、「車の使用の本拠の位置」は実家であり、単身赴任先の住所ではないので注意しましょう。

個人で新規登録を行う場合はナンバープレートに封印をしてもらうために車両を運輸支局・自動車検査登録事務所に持ち込む必要があります。

軽自動車の場合

「新規検査」といい、使用者の住所を管轄する軽自動車検査協会で行います。
個人で申請する場合は以下書類が必要です。

◇新規検査申請書(OCRシート軽専用1号様式)
◇完成検査終了証
◇住民票
◇自賠責保険証明書
◇自動車重量税納付書
◇譲渡証明書
◇リサイクル券(料金の預託)
◇自動車取得税・軽自動車税申告書
◇認印

車庫証明は不要ですが、地域によっては「自動車保管場所届出」が必要となるので注意しましょう。

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