任意保険の補償内容について

2018年7月1日

相手の身体に対する補償のみに限定されている自賠責保険(通称:強制保険)でカバーできない補償(相手の物や自身のケガや搭乗者のケガなど)を補うのが任意保険の役割で、基本は主に5つの補償から成り立っています。

任意保険の5つの補償
保険種類 どんな時に支払われる? 誰に支払われる? 何が支払われる?
1 対人賠償責任保険
(基本補償)
他人を死傷させて自賠責保険の限度額を超えた場合 事故の相手 治療費や通院交通費、休業損害、逸失利益、精神的な苦痛に対する賠償金
2 対物賠償責任保険
(基本補償)
他人の自動車や物に損害を与えた場合 事故の相手 相手の車の修理代や代車費用、家屋や道路上の構造物の修理費
3 人身傷害補償保険
(基本補償もしくは任意で付帯)
・乗車中の人が死傷した場合
・契約車両以外の他の車に乗車中や歩行中の事故で死傷した場合
乗車中の人もしくはその遺族 治療費や通院交通費、休業損害、逸失利益、精神的な苦痛に対する賠償金
4 搭乗者傷害保険
(基本補償もしくは任意で付帯)
乗車中の人が死傷した場合 乗車中の人もしくはその遺族 死亡保険金、入院保険金、通院保険金もしくは部位症状別の一時金
5 車両保険
(任意で付帯)
・事故で契約車両が壊れた場合
・盗難やいたずら・落書き・水没などで車が壊れた場合
車両所有者 車両修理代

任意保険の基本補償

どの保険会社の任意保険も

1.対人賠償責任保険
2.対物賠償責任保険

は基本補償となっており、相手に対する身体や物の補償は概ねカバーすることができます。
自身や同乗者の身体に対する補償は

3.人身傷害補償保険
4.搭乗者傷害保険

でカバーします。
また、自身や同乗者が死亡もしくは後遺障害となった場合に、事故相手が無保険などの理由で十分な補償が得られない場合に補償する

「無保険車傷害保険」

や、自損事故や相手に過失がない事故の場合の同乗者のケガを補償する

「自損事故傷害保険」

もあり、保険会社によって異なりますが、基本的には人身傷害補償保険でカバーする仕組みになっています。

5.車両保険

は自分の車に対する補償で、事故に限らず水没や飛来物、落書きなどの損害も補償されます。車両保険の加入は自由なので、現在の車の車両価値や利用状況によっては見直しのポイントとなる補償です。

これら5つの補償を目的別にまとめると下記となります。

任意保険の補償一覧(目的別)
身体の補償 物の補償
相手の補償 対人賠償責任保険 対物賠償責任保険
自分や同乗者の補償 ・人身傷害補償保険
・搭乗者傷害保険
(無保険車傷害保険、自損事故傷害保険)
車両保険

任意保険加入例

プラン例1:
所有している車は古いので事故で車が壊れたら廃車にして買い替えるか自費で修理する

対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限
人身傷害補償保険:3,000万円
車両保険:なし

プラン例2:
新車なので事故で車が壊れたら修理費は保険でまかない事故によるケガの補償も充実させる

対人賠償責任保険:無制限
対物賠償責任保険:無制限
人身傷害補償保険:5,000万円
搭乗者傷害保険:加入
車両保険:加入(車両によって価格は異なる)

事故被害者に対する補償はどうすればいい?

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